テストステロンを増やす方法とは?
テストステロンは増やすことができる?
男性にとって大切な男性ホルモンといえばテストステロンですが、加齢とともに減少してしまいます。
年齢には抗うことはできませんが、常日頃の生活環境を整えることで増やすことも可能です。
ではどのようなことをすればテストステロンを増やすことができるのでしょうか。
もう増やせないと諦めていた方も、まずは自分でできることを確認しておきましょう。

■テストステロンとは
テストステロンとは男性ホルモンの一種であり、睾丸で95%、副腎で5%生成されています。
テストステロンには筋肉増大・骨格の発達などに関係しており、男性的な特徴を形成するためには欠かせないホルモンです。
またテストステロンは思春期に入ると徐々に増加していき、男性らしい体が作られ始めます。
そして一般的には30歳を過ぎるとテストステロンは減少し始めていきます。
ただし女性よりも個人差が大きいため、40代で大きく減少する男性もいれば70代でも20代ほどのテストステロン量を維持している男性もいます。
テストステロンの減少によって身体・精神への影響も個人差があるので、著しく影響を受ける方はうつ病などを発症する可能性もあるそうです。
またテストステロンの量が20代から40代で低いとされた男性は、メタボリック症候群・2型糖尿病のリスクが高まるという報告もあります。
また立証されてはいませんが、前立腺ガンにかかった男性はテストステロンが進行するにつれて増加するとも言われています。
男性ホルモンの1種ではありますが、テストステロンは男性らしくあるためには欠かせない重要なホルモンなのです。
■テストステロンを増やす方法
テストステロンは個人差もありますが30歳ごろから徐々に減少してしまいます。
そこでどのようにすればテストステロンを増やすことができるでしょうか。
■運動をして増やす
テストステロンをダイレクトに増やしたいなら運動が一番です。
運動なら好きなスポーツでも良いですし、激しい筋トレでもテストステロンを増やすことができます。
ただゆったりとしたスポーツはテストステロンを増やすには向いていませんので、できるだけ激しい運動をしてください。
筋肉を使うことこそがテストステロンを増やすポイントにもなるので、30代に入ったら意識して運動をするようにしましょう。
またスポーツ観戦でもテストステロンを増やす刺激となります。
できるだけ刺激を受けるために、間近で見られるように試合会場などへ行って観戦しましょう。
■食生活で増やす
テストステロンを増やすためには普段の食生活を改善させることも重要です。
特に炭水化物や脂肪分が中心の食生活ではテストステロンを増やすことができません。
テストステロンを増やすためには、脂肪分を抑えた食事がポイントとなります。
ただし炭水化物もエネルギーとして必要となるので、炭水化物抜きのメニューは控えましょう。
タンパク質・炭水化物・野菜類がバランスよく摂取できる食事が、テストステロンを増やすことを可能としてくれます。
ビタミンやアミノ酸など様々な栄養素も意識して、バランスの良い食事を3食しっかりと摂取するようにしましょう。
■質の良い睡眠で増やす
良い睡眠を確保できている男性は、睡眠不足の男性よりもテストステロン値が高いことが立証されています。特にホルモンが分泌されるのは夜中であり、眠りについてからがとても大切だと言われています。
また十分な睡眠時間を確保しなければ、十分なテストステロンの量が分泌されることはありません。
テストステロンの量を増やしたい方は、まず睡眠時間をしっかりと確保して質の良い睡眠を取れるようにしましょう。
■恋愛で増やす
女性は恋をすると女性ホルモンが分泌されバランスも良くなるので綺麗になると言われていますが、それは男性でも同じことです。
男性も恋をすることでテストステロンの量を増やすことができます。
魅力的な女性を意識することで心がドキドキすることが、テストステロンを増やすポイントでもあります。
男性も恋をすることで男らしさに磨きがかかりますよね。
テストステロンを増やすなら、男性も恋をしましょう。
■禁酒・禁煙で増やす
飲酒や喫煙は身体的なストレスを増強させてしまうため、視床下部の機能が低下してしまいます。
視床下部の機能が低下するとテストステロンの分泌が減少する可能性もあります。
テストステロンを増やしたいと考えているのなら、飲酒・喫煙はほどほどにしてできるだけ控えるようにしましょう。
ただし飲酒はほどほどであれば問題がないので、嗜む程度に抑えましょう。
■まとめ
テストステロンは日常生活で十分増やすことが可能です。
ただし忙しい現代人にとっては全てを実行するのは難しい場合もあるでしょう。
それでもどれか一つでも守ることで少しでも改善が期待できる可能性もあります。
諦めないで、自分ができるものから一つずつ始められるようにしましょう。